★期間限定★笠岡干拓地は幻の黒イチジクエール

イチジクの生産量においてトップに君臨するのが愛知県。

岡山県は?というと、公のランクには何故か掲載されてないんですね。

おかしい、、。そんなはずはない。

現在ランク付けされていると都道府県は37件。ちなみに笠岡市だけでいうと年間80トン。

22位の徳島県81トンを笠岡市だけで賄っている計算になります。

なぜここまでこだわるのかというと、笠岡のイチジクは評判が良いから。遠方から来られる方も笠岡さんのイチジクを買って帰られる方が多いのです。

笠岡のイチジクの中でも特に異彩を放っているのが、干拓地でハウス栽培を営むBriGardenさんが作る幻の黒イチジク「ビオレ・ソリエス」

ただ希少価値が高いだけでなく、こちらの黒イチジクは皮ごとかぶりついてもメ~ッチャ甘いんです。糖度は一般的なホウライシの糖度は13前後に対し、黒イチジクは16前後。BriGardenさんの黒イチジクは糖度計測するとなんと20ありました!非日常的な濃厚な味わいと高貴な甘み。いっぺん食べてみて下さい!

と、ここまで長々と書いてしまうくらい黒イチジクの虜となった私は黒イチジクでフルーツエールを仕込みたくなりました。黒イチジクがビールを美味しくしてくれるという確信があったのです。生産者の方も素敵な方なので、是非作らせてくださいということで185リットルの仕込みに14キロ使いました。

出荷されないジャム用のイチジク。実はこれ、熟しすぎているものが入っていて、メ~~~ッチャ甘いんです!

一つ一つ包丁で薄切りにします。なかなか大変ですが、甘い香りに期待が膨らみます。わくわく、わくわく、、。

ネットに入れて90分煮沸します。煮込んで絞って煮込んで絞って。

主発酵を終えたサンプル。この濁りはイチジクに含まれるペクチンです。さすようなきりっとしたアルコールにねっとりとした舌触りが今までにない味わいを演出してくれました。熟成が進めば、このアルコールがもっと丸みを帯びてまろやかに仕上がります。



3月に入りようやく熟成が完了しました!3か月の熟成。ほんまは1年寝かしたいのですが、瓶用の樽はもう1か月寝かしてリリースします!ホップの苦みを抑え、果実と調和した麦汁をお楽しみくださいmm

アルコールは8%取れました。飲みすぎ注意!エレガントでデンジャラスなおビールです🍺

六島浜醸造所 Mushimamhama brewery

岡山県最南端の醸造所。そこは人口60人、島の面積1平方キロメートル。小さな島には日本が忘れかけていたライフスタイルや知恵、人のつながりがある。そんな故郷に惹かれ、大阪から移住した男が醸す麦酒醸造所。

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